「フェロモン香水を試してみたい。でも、本当に普通の香水よりいいの?」
「ボディセンス、NULL、ジーノストーリアなら、最初にどれを選べばいい?」
こんな疑問を持っているなら、まず知っておきたいことがあります。
この3商品は、同じ種類の商品ではありません。
ボディセンスは販売元が「ブースター香水」として独自のフェロモン関連訴求を行っている練り香水です。一方、現在確認できるNULL パヒュームクリームとジーノストーリアの公式ページでは、それぞれ練り香水・メンズフレグランスとして販売されており、3商品を一括して「フェロモン配合香水」と呼ぶのは適切ではありません。
塗るタイプかスプレーか、香り、通常購入総額、定期購入、返品条件を同じ視点で確認し、使い方に合う商品を選び分けます。
結論|3商品は目的別に選ぶのが分かりやすい
最初に結論をまとめます。
| こんな条件を重視する人 | 候補 | 理由 |
|---|---|---|
| フェロモン関連の広告コンセプトそのものに興味がある | ボディセンス | メーカーが「ブースター香水」として販売 |
| 通常購入で始めたい・価格を抑えたい | NULL | 30g・2,970円の通常商品を確認 |
| 普通のメンズ香水らしい香調を楽しみたい | ジーノストーリア | 25mLのスプレー式で香りの変化を公式表示 |
| 広がりを抑えながら量を調整したい | ボディセンス/NULL | どちらも塗るタイプ |
| 手を使わずスプレーしたい | ジーノストーリア | 液体スプレー式 |
| 送料込み3,000円程度に収めたい | 現時点では確定候補なし | 商品価格2,970円 |
「どれが一番モテるか」ではなく、何を優先するかで選ぶのが今回の結論です。
特に香水初心者なら、最初から定期価格の安さだけを見るのではなく、「通常購入できるか」「香りが合わなかった場合にどうなるか」まで見ておくと失敗を減らせます。
3商品は同じ「フェロモン香水」ではない
ここは、この比較で最も大切な部分です。
ボディセンス
ボディセンスは、株式会社ソシアが販売する塗るタイプの男性向けフレグランスです。
公式サイトでは「男のブースター香水」と表現し、アンドロスタジエノンや独自成分「センスフィール」に関する説明を掲載しています。また、微香性のムスク系として案内されています。
NULL パヒュームクリーム
NULLは30gの練り香水・パヒュームクリームです。
現行の商品ページ本文では、シトラスムスク、ウッディフローラル、グリーンティーの選択肢を確認できます。価格は2,970円(税込)です。
ジーノストーリア
ジーノストーリアは25mLのスプレー式メンズ香水です。
公式サイトでは、柑橘系・グリーンからフローラル、さらにウッディ・アンバー・ムスクへ変化する香りとして説明されています。また、商品開発時に女性へのモニター調査を行ったとしています。
形状・香り・容量を比較
3商品の基本的な違いを整理します。
| 商品 | 剤形 | 香り・選択肢 | 内容量 |
|---|---|---|---|
| ボディセンス | 塗るタイプの練り香水 | 微香性ムスク系 | 公式サイトでは確定できず |
| NULL | パヒュームクリーム | シトラスムスク/ウッディフローラル/グリーンティー | 30g |
| ジーノストーリア | スプレー香水 | シトラス・グリーン→フローラル→ウッディ・アンバー・ムスク | 25mL |
ボディセンスは手首・首筋・耳の後ろなどへの塗布方法が案内されています。
NULLは、練り香水として少量を取り、手首や首筋などへなじませる使い方が紹介されています。
ジーノストーリアは液体スプレーです。
ここで「30gのNULLの方が25mLのジーノより大容量」とは比較しません。gとmLは別の単位であり、同じ量として換算できないためです。
通常購入と定期初回を分けて価格比較
価格比較で最も注意したいのは、通常購入と定期購入の初回価格を同じ「最安値」として並べないことです。
購入条件比較
| 商品 | 通常購入 | 定期・初回 | 2回目以降 | 送料・注意 |
|---|---|---|---|---|
| ボディセンス | 独立した通常単品価格は設定なし | 3,900円+送料760円=4,660円 | 5,900円+送料760円=6,660円 | 初回のみで停止可能 |
| NULL | 2,970円 | 商品ページで定期購入を確認せず | 該当なし | 当該商品ページ上で送料総額を確定できず |
| ジーノストーリア | 4,730円+送料550円=5,280円 | 4,257円・送料無料 | 毎回4,257円・送料無料の表示 | 定期は途中解約可能。具体的期限は購入前確認 |
ボディセンスは、定期コース初回3,900円+送料760円、2回目以降5,900円+送料760円と表示されています。また「1度だけのお試しもOK」「2回目以降の継続は自由」という表示があります。
したがって初回総額は4,660円、継続時は1回6,660円です。
ただし「1回でやめられる」と「通常購入」は同じ意味ではありません。申込み方式そのものは定期コースなので、継続しない場合は停止手続きが必要です。
NULLは現行商品ページで30g・2,970円(税込)の通常販売を確認できます。今回取得した商品ページでは定期コース表示を確認していません。
ただし、送料を当該商品ページから確定できなかったため、「送料込み2,970円」とは書きません。
ジーノストーリアは通常1本4,730円に送料550円が加わり、公式自身が通常総額5,280円と表示しています。一方、定期コースは毎回10%OFFの4,257円・送料無料です。
公式の特定商取引法ページでは定期コースについて「途中解約できます」と確認できますが、今回取得した範囲では次回分を止める具体的な期限までは確定できませんでした。
送料込み3,000円前後ならNULLが最も近いが、確定はできない
予算が送料込み3,000円前後なら、商品価格だけではNULLの2,970円が最も近い候補です。
ただし、30円しか余裕がありません。
当該商品ページで注文時送料を確定できていないため、
「NULLなら送料込み3,000円以内」
とは現段階では案内できません。
ボディセンスは定期初回でも4,660円、ジーノストーリアは通常5,280円なので、公式で確認できた条件では3,000円を超えます。
予算上限が厳密なら、NULLの注文画面で最終総額を確認してから決めるのがよいでしょう。
定期購入を避けたいならNULLが分かりやすい
「まず1個だけ試したい」「解約手続きをしたくない」という人には、今回確認できた範囲ではNULLが分かりやすい候補です。
現行商品ページは2,970円の通常商品として表示されており、定期購入の選択肢は確認できませんでした。
さらにNULL公式では、初回購入を対象とする60日間全額返金保証を案内しています。
商品到着から60日以内の連絡・返送など条件があり、1注文で複数個購入し2個以上開封した場合などは対象外です。返送料は公式側負担と案内されています。
これは「無条件で何度でも返品できる」という意味ではありませんが、初めての香りを試す際の判断材料にはなります。
塗るタイプを選びたいならボディセンスかNULL
スプレーで空間へ広げるより、自分で少量ずつ塗りたい人は、ボディセンスかNULLから考えると分かりやすいでしょう。
ボディセンスを候補にしやすい人
ボディセンスは、
- ムスク系の微香性という公式コンセプトが好みに合う
- 塗るタイプを選びたい
- メーカー独自の「ブースター香水」というコンセプト自体に興味がある
- 定期コースでも停止手続きを受け入れられる
という人が候補にできます。
一方で、価格を重視する人、通常購入だけで完結したい人、フェロモン関連の広告表現より標準的な商品仕様を重視する人は、別商品と比較してから決めた方がよいでしょう。
NULLを候補にしやすい人
NULLは、
- 練り香水を通常購入したい
- 3,000円前後の商品価格から始めたい
- シトラスムスクなど複数の香りから選びたい
- 初めてなので返金条件も重視したい
人に検討しやすい商品です。
ただし、現在の商品ページでは3香種を確認できる一方、NULL公式の過去の関連記事にはキンモクセイを含む4種類として掲載された例もあります。
今回は現在の商品ページ本文で選択肢として確認できた3種類を基準にし、過去のラインナップと混ぜていません。
普通の香水らしさを求めるならジーノストーリア
「フェロモン香水らしさ」より、普通のメンズ香水として香りの変化を楽しみたいならジーノストーリアが候補になります。
公式では、
柑橘・グリーン → フローラル → ウッディ・アンバー・ムスク
という香りの流れを案内しています。
内容量は25mL。通常購入なら送料込み5,280円、定期なら4,257円です。
一方で、メーカーは「女性に好まれる香り」をコンセプトに女性モニター調査を利用していますが、これを「女性全体に好かれることが証明されている」と読むべきではありません。
調査対象者の構成や質問方法などが商品ページだけでは十分に分からず、さらに香りへの好評価と恋愛効果は別だからです。
「フェロモン香水の効果」はどう考える?
ボディセンスの公式広告では、アンドロスタジエノンを人の性フェロモンとして扱う表現が見られます。
ただし、研究上はもっと慎重に考える必要があります。
2015年にOxford大学のTristram D. Wyattが発表したレビューでは、アンドロステノン、アンドロステノール、アンドロスタジエノン、エストラテトラエノールという広く「ヒトフェロモン候補」とされてきた4物質について、フェロモンと呼べる強固な生物検定ベースの証拠はないと整理されています。
2017年のHareらの研究では、異性愛者46人を対象にアンドロスタジエノンまたはエストラテトラエノールを提示しましたが、異性顔の性別判断、魅力度、浮気しそうかという評価に有意な影響は確認されませんでした。
さらに2024年の事前登録研究では170人を無作為に割り当てた二重盲検・プラセボ対照試験で、アンドロスタジエノンが社会的距離に応じた寛大さを変えるという仮説を支持する結果は得られませんでした。ここでいう「social distance」は人間同士の物理的距離ではなく、社会的な関係の近さを用いる課題です。
これらはボディセンスそのものを試験した研究ではありません。
同様に、研究結果からNULLやジーノストーリアの効果を否定したり証明したりすることもできません。
分かるのは、
人の化学的コミュニケーション研究は存在するが、「市販のフェロモン香水をつければ異性から好かれる」というところまで確立していない
ということです。
実測していない項目は順位に使わない
今回、3商品について次の項目は同条件で測定していません。
| 項目 | 現在の扱い |
|---|---|
| 香りの強さ | 同条件実測なし |
| 持続時間 | 同条件実測なし |
| 1回使用量 | 実測なし |
| 1回あたり費用 | 算出しない |
| 携帯性 | 現物比較なし |
| 塗りやすさ・伸び | 現行品の実測なし |
| 第三者の好感度 | 実アンケートなし |
| 恋愛効果 | 測定対象外 |
したがって「持続力1位」「女性受け1位」「コスパ1位」といった総合順位は作りません。
gとmLも同一単位に換算しません。
実測データが将来そろった場合も、測定できた項目だけを比較し、欠測を0点にしてランキングを作ることはしません。
迷ったらこの順番で選ぶ
3商品で迷ったら、まず購入方式を見てください。
定期契約を避けたいならNULL。
次に剤形を見ます。
指で少量ずつ塗りたいならボディセンスかNULL、スプレーで普通の香水として使いたいならジーノストーリア。
最後に香りです。
ムスク系の微香性というコンセプトならボディセンス、複数香種から選びたいならNULL、シトラス・グリーンからムスクまで変化する香水らしい構成ならジーノストーリア、という分け方ができます。
ここまで絞ったうえで、最新価格、送料、返品、定期条件を購入直前にもう一度確認してください。
公式条件を確認する
まとめ|「フェロモン効果」より、自分が無理なく使える1品を選ぶ
今回の3商品は、同じカテゴリーの商品として効果を競わせるものではありません。
ボディセンスは、メーカー独自のフェロモン関連コンセプトを前面に出した塗るタイプ。
NULLは30g・2,970円のパヒュームクリーム。
ジーノストーリアは25mLのスプレー式メンズ香水です。
そのため、最初の1品を選ぶなら、
フェロモン関連のコンセプトを試したい → ボディセンス
通常購入・価格・塗るタイプを重視 → NULL
普通の香水らしい香りの変化を重視 → ジーノストーリア
という目的別の分け方が分かりやすいでしょう。
ただし、これは効果ランキングではありません。
香りの好みには個人差があり、他人からの印象は香水だけで決まりません。清潔な衣服や身だしなみ、会話、態度、周囲への配慮も含めて考える必要があります。
「女性を惹きつける香水」を探すより、自分が無理なく使えて、相手や周囲にも配慮できる香りを選ぶことから始めてみてください。